理系教室長が語る歴史のお話③ ~世界と日本の歴史のペースの差によって生まれたもの~

さてさて、今回も前回の続きからです。

前回まではコチラ!

理系教室長が語る歴史のお話① ~どうして歴史って難しいの?~

理系教室長が語る歴史のお話② ~全世界共通!歴史の流れ~

 

前回は原始古代中世近世近代現代という区切りから様々な地域が似たような発展をしていたというお話をしました。ですが、現在でも先進国と発展途上国があるように、この発展のペースは地域によって大きく変わってきます。そこで、これらの地域別の発展のペースを中学でも頻繁に取り上げられる日本中国ヨーロッパに絞って見ていきましょう!

 

歴史の変遷 日本・中国・ヨーロッパ

 

さて、時代にもよりますが多くの時代でヨーロッパ中国の変化の後日本での変化が起こっていますね。こうやって見ると、かつての日本人は自分たちの文明が遅れていることを悟った時に追い上げるように発展してきた民族と言えると思います。

ですが、この追い上げのペースはどの時代でも非常にすさまじかったと言われています。

例えば戦国時代では各大名がこぞって鉄砲の開発・研究した結果、製造技術は世界最先端レベルまで向上しました。この極め上げた軍事力は当時世界帝国となっていたスペインなどの西欧諸国が植民地とすることを諦めさせたという説もあります(世界的に見れば南米やフィリピンがスペイン・ポルトガル領になっています)。

また、明治時代では欧州列強との不平等な条約を解消するために、圧倒的なペースで列強の知識・技術を吸収し、半世紀かけずに大国と渡り合う実力を付けました。この圧倒的な発展ペースは自国の文化や歴史に妙なプライドを持ち続けた中国との明暗を分ける事となりました。

 

このように、世界の歴史の流れ日本の歴史に大きな影響を与えています。そう考えれば、中学校の歴史で世界史を扱うのにも納得です。

こういったポイントを押さえながら中学から歴史を眺めてみることで、新たに整理できることもあるでしょう。

 

 

えっ?そもそも昔のことを学ぶのに何の意味があるのかって?

では、次回はここまでの話を元にして歴史を学ぶ意味を考えていきましょう。

RE START!

みなさん、こんにちは!

宇治田原校教室長の井本です。

緊急事態宣言解除されましたが、

手洗い、うがいなど感染予防

引き続き気を緩めずにしましょうね

 

さぁ学校が再開されます。

失われた時間なんて言わせない!

あなたの《やる気》一緒に育てましょう。

理系教室長が語る歴史のお話② ~全世界共通!歴史の流れ~

こんにちは、加茂駅前校の津村です! さて、前回に引き続き歴史についてお話していきましょう!

前回はコチラ! ⇒

理系教室長が語る歴史のお話① ~どうして歴史って難しいの?~

まずは、皆さん歴史の順番を考える上で目安とするものに『時代』があるかと思います。

縄文弥生古墳飛鳥奈良平安鎌倉室町安土桃山江戸明治大正昭和平成と続くアレです(旧石器・南北朝時代など一部省略しています)。

ですが、教科書にはそれとは別に『原始・古代・中世・近世・近代・現代』という区切りがあることをご存じでしょうか?

↑このように教科書のどこかにある年表の端の方に載っています。

この時代区分はそれぞれの時代の特色に注目した時代区分で、ヨーロッパではこういった区分が一般的になっています。そう、つまり『世界史の流れをつかむのに便利』なんです。

というわけで各時代の特色はざっくりとこんな感じです(諸説あり)。


~原始~

人々が定住し始め、身分・信仰がゆっくりと生まれた時代。日本における縄文・弥生時代。

~古代~ 

はっきりと身分や信仰する物が固まり始めた時代。日本における古墳・飛鳥・奈良・平安時代。

~中世~ 

人が信仰・権威者から認められる形で政治を行う時代。日本における鎌倉・室町時代。

~近世~

強大な権威のある人が政治を行う時代。日本における安土桃山・江戸時代。

~近代~

身分制が廃止されて市民に人権が与えられながらも、資本が新たな力の指標となった時代。日本における明治・大正・昭和前期時代

~現代~

すべての市民に最低限の人権・生活が保障され、多くの市民・国家が切磋琢磨しながら技術・文化を発展させる時代。日本における戦後以降。


このように、社会制度の対比から世界の歴史を比較するといった方法があります。

例えば、古代日本であれば『天皇やその側近(聖徳太子)が仏教を使って日本の支配を固めた。』となりますし、古代ヨーロッパは『ローマ皇帝はキリスト教を使って巨大な帝国を支配した。』となります。

 

このように、全く違うような文化の発展をしたように見えて世界全体で近い発展をしていると考えておくと、不意を突いた世界史の入り込みだけでなく、進学後の高校の世界史を学習するときに学習内容の整理を行いやすくなります。

 

では、次回は日本と世界でこれらの歴史のペースがどれほど違うのかを見ていきたいと思います。

【城陽駅前校】来週から通常授業再開!!

こんにちは、個別教育フレックス城陽駅前校の鹿屋です!

先日、緊急事態宣言も解除され、来週からは個別授業も再開することになりました!

とはいえ、まだまだ油断ならない状況ではありますので、十分注意しながら頑張っていきますのでよろしくお願いいたします^^

体験授業も随時募集中です!

お気軽にご連絡ください^^

鹿屋

理系教室長が語る歴史のお話① ~どうして歴史って難しいの?~

こんにちは。加茂駅前校の津村です。

さてGWも終わり、教室には4月度の模擬試験の結果が返ってきました!

初回の模試にもかかわらず皆さん大健闘!1~2年生の復習がメインの内容でしたが、偏差値が50を超えた子がたくさんいてくれました。これには私も大満足!zoomを用いた模擬試験の結果解説もつい熱が入ってしまいます(笑)

ですが、課題がなかったというわけでもありません。全体の傾向としては前単元との関連性が高い国語数学英語ではしっかりとした成果を残せている生徒が多かった一方で、理科社会、とりわけ歴史は学習から時間がたっていることもあり忘れている子がたくさん見受けられました。

世間は相変わらずコロナによる自粛もあり、フレックスの生徒に関わらず復習には絶好の機会です。(むしろ夏休みという復習の一大チャンスが減らされる懸念もあります)

ここから数日、定期的に歴史を復習するに当たって、知っておくことで整理がしやすくなるであろう『考え方』をこのブログを使って皆さんにお届けできればと思います。

今回は前段階として中学校の歴史を難しいと感じる人がなぜ多いのかについてお話していきます。

 

さて、歴史は得意な人からすれば『覚えるだけ』という印象が強い教科である一方、大人でも苦手意識を持つ人が多い教科でもあります。(実際に保護者面談をしていると『歴史の勉強をさせたいけど、自分自身も歴史が苦手やからどう勉強させればいいか分からない。』といった相談もしばし受けます。) その上でいつも私が心がけて勉強してほしいと話をしているのが『しっかりと流れをつかむ事を意識してほしい。』ということです。

歴史は様々な登場人物が時代に合わせて活躍し、1つの物語を紡いでいった物を中学生であれば1年半ほどかけて勉強します。そのため、1つの事件においてもその前に原因があり、その事件による結果がまた新たな事件の原因となっていきます。しかし、中学校の歴史では、この連続した時の流れを断ち切る厄介な存在がいます。そう、『世界史』です。

中学校の歴史はメインが日本の歴史ですが、日本が影響を受けたような世界の大きな事件については、当然その背景から説明しなければならず、結果として勉強する身からすれば唐突に世界史の話をされ、唐突に日本史に戻ってくるように感じます。

 

乱入する世界史

 

そこで、次回からはこの厄介な『世界史』の扱い方について日本の歴史と照らし合わせながらお話していきたいと思います。

しばらく連続での投稿となり、語句の解説といった一般的な内容とは違う者にはなりますが、しばしお付き合いいただければと思います。

 

【久我の杜校】絶賛、オンライン授業実施中!!

みなさん、こんにちは。

久我の杜校の林です。

さて、GW明けからオンラインで授業を始めてそろそろ1週間。

臨時休校とGWを挟み3~4週間ぶりの授業ということもあって

みんな楽しそうに受けてくれています。

画面越しではありますが、みんなの元気な顔を見ることができて何より。

中には「早く塾に行きたい」、「塾開けて~」と嬉しい事を言ってくれる子も。

我々も早くみんなに会いたいと思いつつ、今はぐっと我慢、

もう少し落ち着くまではしばらくオンライン授業です。

課題の分からないところなどもオンラインで質問受付しています。

今まで通りとはいきませんが、出来る限りフォローはしていきますので、

遠慮せず、一度相談してください。

 

引き続き、控える生活が続きますが、再開に向けてみんなで頑張りましょう!

久しぶりにみんなに会えました!

こんにちは!個別教育フレックス城陽駅前校の栗本です!

GWも終わり、普段なら学校が始まって、中間テスト・修学旅行・校外学習とさまざまな出来事がある時期ですが、今年は5月末まで休校も延長となり、さまざまな自粛を求められていますね。

 

そんな中、個別教育フレックス城陽駅前校では、

5月7日(木)からオンライン個別指導がスタートしました!!!

画面越しですが、久しぶりに生徒の

みんなの顔を見ることが出来て嬉しかったーーー!!!

 

講師の先生もオンライン授業に慣れない中、とてもしっかりと取り組んでくれました!

しばらくは、オンライン個別指導で、本来この時期に学校で学ぶべき内容を指導していきます!

 

「学校がなくて、何もしていないから不安…」

「やらなきゃとは思うけど何から始めていいのかわからない…」

など、学習面に対して、不安な声もよく伺います。

 

学習相談・進路相談・カリキュラム作成・オンライン個別指導の説明・体験など受け付けております!

「どうしよう…」と迷ったら、一度ご連絡ください。

周りのみんなが迷っている間に、しっかりと学習して、差をつけましょう!!

【城陽駅前校】GWも折り返し!

こんにちは、個別教育フレックス城陽駅前校の鹿屋です!

GWもいよいよ残すところ半分になりましたね

外出自粛期間中ではありますが、一日中スマホやテレビの画面を見てると頭が痛くなってきますね…笑

庭やベランダに出て日の光を浴びる程度の活動は大切だと身をもって実感しました笑

 

オンライン授業もいよいよ7日からスタートします!

学校がいつ始まってもいいように7日からまた頑張って勉強していきましょう!

課題や質問なども受け付けますので、ドシドシご連絡ください!

ファイト一発!!

鹿屋

 

Zoomをインストール! その2

ということで、今日のブログは先生方へのZoomの使い方を落とし込む研修の様子をご紹介します!(導入の経緯は前回のブログをご覧ください)

研修は内容の落とし込みをzoomで、実際の授業のやり方を教室で行いました。もちろん、密には気を付けて最大3人の先生方までの実施です!

授業はこのように今まで通りの1:2で、会話・指導・学習指示をタブレットで行います。

先生役と生徒役を交代でやってもらいました。生徒役をやってもらった先生方の反応は『普段の授業とそんなに変わらへんかな?』といった感じでした。実際、そこまで変わりません!(自信満々)

先生方も慣れていくまではこのように教室長がサポートを行います。

加茂駅前校自慢の先生方とともにGW明けからの授業をお待ちしています!

 

おまけ

黄檗校の教室責任者の杉本先生にも模擬授業を行っていただきました。講師の先生方も興味津々でした。

【久我の杜校】5/7(木)よりオンライン授業開始します

みなさん、こんにちは。

久我の杜校の林です。

さて、各学校の休校が続いていますが、とうとう5月に入りました。

京都市・京都府で期日は異なりますが、休校期間が延長となっております。

そろそろ学校が恋しくなってきている頃だと思いますが、もう少し我慢ですね。

しかし、塾としてはこれ以上待っていられないというのも現実。

ということで、連休明けの5月7日(木)よりオンライン授業を開始します。

すでに塾生の皆さんにはご連絡させていただいている通りですが、

zoomというアプリケーションを使い、教室と各家庭を繋ぎ対面型で行います。

普段とは少し異なる雰囲気になりますが、1:2の個別指導はそのままに

コロナを吹き飛ばすくらい、明るく楽しく進めていきます。

一緒にがんばっていきましょう!!