2学期が始まりましたね!

こんにちは!リンクス個別指導城陽校の栗本です。

早速ですが、長いと思っていた夏休みも終わり、先週末や今週から2学期が始まりましたね。

皆さん、学校の宿題はしっかりと提出出来ましたか?

2学期が始まり、まずは体育祭や文化祭などのイベントの準備があると思います。意外と本番よりも友達とワイワイしながら準備したり、練習したりしている期間が一番楽しかったりしますよね(笑)

私の勝手な持論ですが、部活も含めて勉強以外の学校での出来事に全力を出せる生徒の方が勉強も頑張れると思っています!

理由は簡単で、勉強をすることよりも、イベントや部活を頑張るほうが気持ち的には前を向きやすいと個人的には感じているからです!

気持ちの面で前に向きやすいはずの出来事に全力を傾けられない人が重い腰を上げて勉強に向き合うのは難しいのかなと感じています。

 

だからこそ、体育祭や文化祭、合唱コンクールそして部活動などに全力で取り組んでください!

そして、勉強を頑張る時に「●●であんなに頑張れたから、頑張れるはず」という少しの自信につながると思います!

こういった前向きな気持ちさえ出来上がれば後は走り出すだけです。

 

そんな気持ちが芽生えたときに、「でもやっぱり一人では…」と思ったら、塾で勉強することを考えてみてください!

引き続き、無料体験も受け付けております!

 

 

【長期休暇恒例企画?】塾の先生が学校の宿題を本気でやってみた② ~主張作文編~

こんにちは、加茂駅前校の津村です。

さてなんだかんだと連日授業に追われていたらいつの間にかお盆の時期が近づいてまいりました。そんなお盆の時期に日本人はこの時期に必ず意識するモノがあると思います。

そう、78年前の8/15に終戦を迎えた太平洋戦争です。

この戦争で、日本人は300万人近い犠牲者を出し、日本中に行われた空襲や2度の原子爆弾の透過によって焦土と化しました。そして、そのような凄惨な歴史を二度と繰り返さないために、小中学校では平和教育という形で戦争体験者の話を聞いたり、戦争の被害などを伝える博物館に行くなどして『戦争の凄惨さ』を伝えています。

さて、今回は夏休み宿題企画の第2弾として、この平和教育をベースにしながら主張作文をやってみたいと思います。

民間教育機関勤めの津村が感じる平和教育の落とし穴とは?


語り部のいない未来 平和学習の今後

1945年8月15日は日本人にとって忘れられない日です。1941年12月8日より始まった太平洋戦争が、ポツダム宣言の受諾によって日本の無条件降伏が決定し、第2次世界大戦が終結した日です。この戦争で、兵士210万人と一般人80万人(当時植民地だった朝鮮半島・台湾人など含む)の尊い命が奪われ、戦中の日本社会は物資統制・言論統制など当時の軍部や政権の圧力で暗い世相が広まっていたと言われています。そして、そんな凄惨な戦争の経験から、現在の日本で広まっている戦争に対する考え方は、『絶対にやってはいけないもの』となっています。

そして、そんな凄惨な経験を幸福にもせずに済んでいる私たちに戦争の恐怖と平和のありがたみを伝えてくれているのが、実際に戦火を経験されたお爺さん・お婆さんから体験談を聞くなどする平和学習です。私たちは彼らの語る話や、戦争を題材とした話を知る事で、戦争の恐ろしさを知ることが出来ます。

しかし、この平和学習ですが、学習(というより指導)を進めれば進めるほど、私は「空襲や原爆の話ばかりで、戦地に向かう父や兄をバンザイと共に送り出した人のような戦争に賛成した人たちの話は聞かないよな。」と感じています。果たして、当時日本国民7000万人は本当に全員、戦争に賛成『させられて』いたのでしょうか?少なくとも『はだしのゲン』や『火垂るの墓』『この世界の片隅に』などの戦争の時代を書いた作品を見ていると本心から戦争に賛成して、協力的だった人は大勢いるように思います。

ただ、これについては仕方のない部分もあると思います。ほとんどの語り部は【幼少期・児童期に太平洋戦争を経験した民間人】という人が多く、その経験もほとんどが【物品統制による空腹】【学童疎開】【空襲】【原爆】となっています。 こういった立場の人は、戦争を行うまでのプロセスにはどうやっても関与できる立場にない(投票権すらない)という【どうしようもなかった人々】であるため、語り部の皆さんは【ただただ巻き込まれた被害者】となるわけです。そして、そのような人の話のみを聞いていると、戦争というのは【国家が誤った判断によって起こす】ものであり、その代償として【大きく自由が制限された末に命や生活基盤が奪われる】というイメージを形成しやすい傾向にあるように感じられます。

では、戦争をした日本の本当の姿は、どのような国だったのでしょうか?これを知るには、当時置かれていた多くの立場を学ぶ必要があると思います。私は次の3点から第2次世界大戦を見つめる事で、よりよい平和学習を行うことが出来るのではないかと考えています。

①1944~45年の戦争の体験(つらい戦争体験)

この内容は、現在行われている語り部教育や戦争の凄惨さを伝える作品群が果たしてくれていると思います。『戦争に巻き込まれるとこうなる』『だから戦争はいけないんだ』というのが最もストレートに伝わります。しかし、この論調のみであれば、先ほど述べたように【国家の誤った判断による悲劇で戦争に巻き込まれた自分は悪くない】という意見に収着しやすいです。

②1940~42年の戦争の体験(前向きな戦争体験)

これは、1940~42年の新聞や町の写真をまとめた書籍を見ることで授業が出来るように思います。この当時は物資統制のための法整備が進む一方で、戦地は中国大陸や太平洋の遠方の島であるなど、戦争における身の危険が他人事で済んでいた時代です。当時の人たちは社会に何の不安を抱き、国に対して何を求めていたのか?これを知ることで【戦争に参加することを認めた人たち】の目線を知ることが出来ます。

③戦勝国アメリカから見た太平洋戦争(勝者側の体験)

後は『勝者側の目線』というのも外せません。戦争によってたとえ勝利がもぎ取れたとしても、自身の領土が荒廃するなどしては戦争を行う意義はありません。そういった意味では、第2次世界大戦をほぼ無傷で乗り切ったアメリカがもし静かにくるっている様子があったのなら、「やはり戦争は良くない」という結論になるかと思われます。

残念なことに、ここから先の語り部教育は語り部の皆さんの高齢化により、亡くなられたり活動を続けられなくなってきています。しかし、世界ではロシアがウクライナに戦争を仕掛けたり、中国が台湾への侵攻を始めるのではないかと警戒したり、アメリカの映画配給会社が原爆を揶揄した画像にお気に入り登録をするなど、私たちが受けてきた平和教育の理念とは反する状況が世界各地で起こっています。ただ、先ほどの3つの視点からそれぞれの立場を学ぶことで、『世界中に広がる戦争がどうしてなくならないのか?』や『戦争を始めてしまう国は何を考えているのか?』などが見えてくるように思います。そしてそのような人たちに対するアプローチを考える機会とすることがこれからの平和学習に必要なものだと感じているのです。

このタイミングで、一度平和教育のために必要な視点を整理して、よりよい平和指導を考える時期が来たのではないか。世界のニュースなどを見ているとそう思えてくるのです。


さて、いかがでしたでしょうか。例によって原稿用紙の制限枚数を大きく超える事で転記を防がせていただいてます(笑)

季節はお盆へと差し掛かります。お盆は亡くなったご先祖様が現世へと戻ってくる期間です。この際に戦争で亡くなった方への哀悼の意を込めて平和という物を普段より深く考えてみてもいいかもしれません。

8月になりましたね(夏休みの宿題大丈夫ですか?)

みなさん、こんにちは。

久我の杜校の林です。

さて、夏休みも始まり、夏期講習も1週を終え2週目に突入していますが、

暦もとうとう8月です。

中学生は夏休みが残すところ3週間余りと、思ったより早いですね。

夏期講習も来週の火曜(8/8)から中断期間にはいりますが、

後半戦が始まる8/16には残り約1週間となってしまいます。

意外と中学生の夏休みは短いですね。

という事は、8月半ばまでには宿題をある程度(できればすべて)

終わらせておかないと色々マズイです。

 

という事で、夏休みの宿題を少しでも早く進められる方法を一つ。

ものすごく単純な方法ですが、友達や兄弟姉妹と競争しましょう。

「〇〇は終わった」とか、「あと二つで終わり」とか、

毎日、お互いの状況を報告しあうのです。

出来ていなければ焦りますし、残りいくつあるか数えるだけでも

やらなければというモードになれます。

すごく単純な方法ですが、一度試してみてはいかかでしょうか。

 

さて、夏期講習も2週目に入っていますが、

受講の受付は引き続き承っております。

少しでも取り戻したい、休み明けのテストの準備がしたいなど

ご要望も承れますので、お気軽にお問い合わせください。

8月に入りました!

今年は異常に暑い夏となっておりますが、熱中症や夏バテなど大丈夫ですか?

リンクス個別指導宇治田原校では、現在夏期講習の真っ只中!受験生はほとんど毎日塾に来て勉強を頑張っています!

小学生は先日(7/25)第一回「宿題お助け会」を実施しました。小学校3年生~6年生で、学校の宿題はもちろん、わからない所など質問を持ってきて、涼しい教室でみんなで宿題をしました。なかなか家ではゲームやタブレット、携帯など誘惑が多く進まないみたいですが、塾では何も邪魔するものが無いので、集中して取り組んでいました!

第二回は8/5(土)の13:00~行います!勿論受講料は全員無料。内部生だけでなく、初めての方も歓迎!ご兄弟同士やお友達と一緒でも大丈夫です。是非一度お越しください。

高校生は夏休み明けに行われる「休み明けテスト」に向けて復習を頑張っています。

それぞれ目標をもって頑張る事で、この夏で一歩成長できます!今からでも大丈夫!「頑張ろう」と思った時が変わるチャンス!是非一度リンクスを体験してみてください。スタッフ一同、生徒みんなが笑顔で2学期に挑めることを目標に全力で頑張っております!

 

 

【長期休暇恒例企画?】塾の先生が学校の宿題を本気でやってみた① ~元素調べ編~

こんにちは、加茂駅前校の津村です。

さて、夏休みが始まり早10日ほどが経過しました。教室では連日のように中3が2コマ連続授業を続けており、音を上げそうになりながら頑張ってくれています。まあ、こんな声も講習後半になれば『2コマが普通に思えてきた』と言い始めるワケなんですが(笑)

さて、そんな夏休みですが、すべての学年にとって悩みの種なのが『学校からの宿題』です。今年もそれぞれの学年で『時間があるからこそできる』といった類の宿題がてんこ盛りです。

さて、そんな夏休みの宿題を津村がやったらどうなるのか?という事でこの夏休みに生徒たちの宿題をいくつかやってみようと思います。

(こいつ、長期休暇のたびにこんなんしてるなと思ったあなた。正解です! 過去、こんなことをやっていたり……)

【謎解きミステリー】ファニーさんを殺したのは誰だ⁉


 

さて、今回は泉川中2年生で出題されたコチラ!

自分の出席番号の元素記号を調べよう!

出席番号によって結構な格差が出そうなこの課題。

出席番号1番(水素:H)や6番(炭素:C)・8番(酸素:O)なんかはすごく書きやすいけど、4番(ベリリウム:Be)・21番(スカンジウム:Sc)・33番(ヒ素:As)あたりの人はなんか気の毒になってくると言いますか……汗

さて、テーマですが例によってこのサイトを見た子が『ラッキー』と言いながら写してしまって、学校の先生のジャマをするのは僕の意図するところではないので、出席番号にならないであろう番号の元素を調べてみたいと思います。

ということで、テーマはこちら!

原子番号43番 幻の元素、テクネチウムです!


 

①基本情報

テクネチウム 原子番号 43 7族(マンガン族)

原子量(原子の重さ) 98(など) 融点 2157℃ 沸点 4265℃ 密度 11.50g/cm3

 

②幻と言われた理由

原子番号の前後の元素の発見は42番のモリブデンが1778年・44番のルテニウムが大航海時代のアメリカ大陸で利用されていた(分類が明確化したのは19世紀初頭)のに対して、テクネチウムの発見は20世紀になってからもしばらく発見されず、なぜか天然に存在しない元素として100年以上科学者たちが発見に向けた努力を重ねた事から、いつしか『幻の元素』と呼ばれるようになっていました。

その後、どれだけ探しても見つからない事から、イオン化した原子を加速して原子にぶつける装置『サイクロトロン』が発明された1936年に原子番号42番のモリブデンに重水素(とても雑に説明すると少し重めの水素)をぶつけることで人工的に作成。結果として世界初の人工元素として誕生することになりました。

そうして、ギリシャ語の「人工」であるテクニトスという言葉より名を拝借して、『テクネチウム』と命名さえれることになりました。

なお、この時作成と発見に関わったローレンス博士とセグレ博士は、この後、(他の功績も含めて)ノーベル物理学賞を受賞しています。

 

【写真】ローレンス博士とセグレ博士(Wikipediaより拝借)

その後、この元素はウランの核分裂後に稀に発見されることや宇宙の彼方にある赤色巨星(太陽のような恒星が水素を使い果たした後になるより大きな恒星)の中に存在することが観測され、一応天然からも採取できることは説明されました。

 

③何に使われている?

さて、この人工的に作成されたテクネチウムは他の人工元素シリーズと同じく放射能を備えています。しかし、放射性物質としては結構特殊な立ち位置(細かいことは大学以上レベルなので解説はキツイです汗)にいるため、

(1)物理学的半減期が6.02時間と短い。(3日もすれば0.025%まで減少する)

(2)γ線のみを放出する。

(3)放出γ線のエネルギーが141keVであるため、精度よく測定でき、被検者の被ばく線量が少ない。

(4)安く作れる。

という、放射性物質としてはかなり安全&リーズナブルな代物なので、各地の医療機関で核医学検査界隈では頻繁に使われています。(冒頭の写真はこの医療用のテクネチウムのイメージ写真です)

その有用性は、2011年の原発事故以降でたびたび話題に上がる『原子力委員会』でも、2022年に『自分で作れた方がいいんじゃない?』と提言書をまとめるほどです。(なお、現在はほとんどが輸入に頼っている状態だそうです)

 

④まとめ

・本来、中学校理科では『原子は化学変化によって新たに変化することが出来ない』とされているが、核融合・核分裂という科学の域を飛び出した離れ業を用いれば元素は作り出せることが分かった。知ってたけど。

・危ないイメージがある放射性物質も特性を理解して使用すれば体内に取り入れる事で検査に仕えるという側面があることが分かった。他にもこのように放射性物質がどのように役に立ってるのか調べてみたい。

 


 

さて、いかがでしたか?

今夏はこのような感じでいくつかの宿題に取り組んでみたいと思っています。

せっかくなので、生徒の皆さんはリクエスト等は受け付けております。

次回もお楽しみに♪