こんにちは。加茂駅前校の津村です。
さてGWも終わり、教室には4月度の模擬試験の結果が返ってきました!
初回の模試にもかかわらず皆さん大健闘!1~2年生の復習がメインの内容でしたが、偏差値が50を超えた子がたくさんいてくれました。これには私も大満足!zoomを用いた模擬試験の結果解説もつい熱が入ってしまいます(笑)
ですが、課題がなかったというわけでもありません。全体の傾向としては前単元との関連性が高い国語・数学・英語ではしっかりとした成果を残せている生徒が多かった一方で、理科と社会、とりわけ歴史は学習から時間がたっていることもあり忘れている子がたくさん見受けられました。
世間は相変わらずコロナによる自粛もあり、フレックスの生徒に関わらず復習には絶好の機会です。(むしろ夏休みという復習の一大チャンスが減らされる懸念もあります)
ここから数日、定期的に歴史を復習するに当たって、知っておくことで整理がしやすくなるであろう『考え方』をこのブログを使って皆さんにお届けできればと思います。
今回は前段階として中学校の歴史を難しいと感じる人がなぜ多いのかについてお話していきます。
さて、歴史は得意な人からすれば『覚えるだけ』という印象が強い教科である一方、大人でも苦手意識を持つ人が多い教科でもあります。(実際に保護者面談をしていると『歴史の勉強をさせたいけど、自分自身も歴史が苦手やからどう勉強させればいいか分からない。』といった相談もしばし受けます。) その上でいつも私が心がけて勉強してほしいと話をしているのが『しっかりと流れをつかむ事を意識してほしい。』ということです。
歴史は様々な登場人物が時代に合わせて活躍し、1つの物語を紡いでいった物を中学生であれば1年半ほどかけて勉強します。そのため、1つの事件においてもその前に原因があり、その事件による結果がまた新たな事件の原因となっていきます。しかし、中学校の歴史では、この連続した時の流れを断ち切る厄介な存在がいます。そう、『世界史』です。
中学校の歴史はメインが日本の歴史ですが、日本が影響を受けたような世界の大きな事件については、当然その背景から説明しなければならず、結果として勉強する身からすれば唐突に世界史の話をされ、唐突に日本史に戻ってくるように感じます。
乱入する世界史
そこで、次回からはこの厄介な『世界史』の扱い方について日本の歴史と照らし合わせながらお話していきたいと思います。
しばらく連続での投稿となり、語句の解説といった一般的な内容とは違う者にはなりますが、しばしお付き合いいただければと思います。