暗記タイプは6系統? ピッタリの暗記方法を探っていこう! ②

この内容は前回の続きとなっています。

前回分はコチラ

暗記タイプは6系統? ピッタリの暗記方法を探っていこう!


2.6つの認知特性別 勉強法

さあ、配信2回目!前回に引き続き担当します加茂駅前校の津村です。

前回、6つの認知特性に合わせて的確な勉強方法がある事をお話ししました。では、実際に特性別に勉強方法を列挙していきましょう。


①カメラタイプ

このタイプは、文字面を追うよりも平面画像としてのほうが、認識し理解できるタイプです。人の顔を覚えるのが得意・1度見ただけでだいたいの絵が描けるなどの特徴があります。理科や社会などはじっくりと資料の写真を眺める事が理解への近道となるはずです。面白い勉強法としては、「落書き単語暗記術」があります。単語や専門用語などの文字を何度も書きなぐるより、その言葉を連想させる絵を描いて勉強するという方法です視覚的なイメージを伴うことでより覚えやすくなります。


②3Dタイプ:想起トレーニング術

このタイプは、時間の流れがあるエピソードを理解するのが上手なタイプです。1のタイプと比較すると、こちらは映像として立体的なイメージが出てくるのが特徴で、空間や時間軸を使った勉強に向いています。このタイプは、ウィングネットのような映像授業で真価を発揮できるタイプであり、自学でもYouTubeなどの勉強動画が効果的です。アウトプットの方法として、「想起トレーニング術」といった単語を書く時の手の動きのような、思い出したいシーンの記憶をたどる手法がてき面です。


③言語映像タイプ:イメージ記憶術

このタイプは、言葉をベースに想像力を働かせることで理解するタイプだと言えるでしょう。言葉がメインながら視覚に頼る部分も少し含まれるのが特徴です。ノートに回数を決めて書き取る勉強が最も効果が表れやすいタイプであるとともに、思考に関しても文字や文章を映像化するタイプです。面白い勉強法としては、「本能寺でいちごパンツ(1582)を履いた織田信長」をイメージして暗記する「イメージ記憶術」を行うと効果が表れやすいでしょう。


④言語抽象タイプ:コーネル式ノート術

このタイプは、授業ノートをわかりやすくまとめるのがとても上手なタイプで、グラフなどの読み取りが得意など、一般的に『勉強のできる』と言われやすい子が多いタイプです。文字や文章を図式化してから理解、記憶するタイプの方は、ノート上を「メモを取る場所」「キーワードを記す場所」「全体の要約を書く場所」の3つのエリアにあらかじめ分けておき、情報を整理しながらノートを書くという「コーネル式ノート術」をやってみてはいかがでしょうか。


⑤ラジオタイプ:録音勉強法

このタイプの人は、言葉を読むよりも発音されたものを聞いたほうが、理解が進むタイプです。文字や文章を、耳から入れる音として情報処理するタイプなので、個別授業の雑談で聞いた話の方が頭に残っている。ラジオ・CDで聞いた国語の音読が妙に頭に残っているといった子はこれに該当するでしょう。こちらも動画型のコンテンツとの相性はいいと言えます。おすすめなのが「録音勉強法」。既存の動画や音声教材や自分で音読した声を録音したものを、何度も繰り返し聞くという方法です。


⑥サウンドタイプ:替え歌暗記法

このタイプは、言葉を適当なメロディに合わせて自分が発音することで、記憶を強固にできるタイプだと言えます。音色や音階といった、音楽的イメージを脳に入力するタイプなので、文法が苦手でもリスニング&スピーキングの実践テストで高得点を叩き出したりします。この人に役立つのは、「替え歌暗記法」です。歴史で中国の王朝名などを替え歌で覚える手法で、人気のJ-POPの替え歌として挙がっている動画が上がっていたりします。これを、ほかの勉強でもぜひ取り入れてみてください。


さて、いかがでしたでしょうか?ここで、1つ注意点です。どのような勉強方法が合うのかは人それぞれですが、向いている方法でも『しっかりやり続け』なければ意味がありません!今までの経験や診断内容から適性のタイプを見分けたらしっかりと継続して『暗記までの道筋』をしっかりと立ててみてください。

もちろん、これらはあくまで一例になっています。自分にピッタリな暗記方法を是非見つけてみてしっかりと継続し続けてみてください。

 

参考:

https://www.micri.jp/ninchitokusei/

暗記タイプは6系統? ピッタリの暗記方法を探っていこう!

さあ、始まりました。リンクスの学習コラム!

初回を担当します加茂駅前校の津村です。

さて、5月と言えば中間テスト!

もう既に終わった学校から、テスト週間真っただ中の学校。5月末に控えている学校まで様々かと思います。

しかし、どんな時期であれ、中高生のテスト勉強には必ず『暗記』がつきものです。しかし、勉強の苦手な子はいろんな方法を人から聞いたりして試してみるものの、なかなかやっても身に付かず、成績のいい子と比べてしまい『自分は勉強に向いていない』と自信を無くしている子がいるかもしれません。

しかし、それは『自分に合った暗記法を取れていない』だけかもしれません。今日はそんなお悩みを解決するヒントとなるであろう『認知特性』のお話を配信できればと思っています。

1.認知特性ってナニ?

「認知特性」とは、目・耳などの感覚器から入ってきたさまざまな情報を記憶したり、脳内で理解して表現したりする能力のことです。わかりやすく言うと、認知特性とは「どういうやり方だと、自分は物事を記憶・理解・表現しやすいか?」ということです。

たとえば、理科・社会などで勉強をする場合、勉強のできる子でも、『先生の話』を聞いて理解する子・家に帰って『動画』としてまとめられた物を見て理解する子・『グラフ』を見て理解する子と様々です(もちろんこれらを複合的に行っている子もいます)。この、学習の際に『どのようなアプローチがあると分かりやすいか?』を示したものが認知特性となり、これは生徒1人1人で本当にバラバラです。

ではその認知特性はどんなものがあるのか?小児発達を専門とする医師の本田真美さんは、自身の著書の中でこのように分類されています。


視覚優位型 言語優位型 聴覚優位型
カメラタイプ

写真のように二次元で思考する。写真を撮るように記憶するので、3歳以前の記憶があったり、アニメの脇役の顔も上手に描けたりする。

言語映像タイプ

文字や文章を映像化してから思考する。他人の何気ないひと言から鮮明なイメージを抱くこともあり、比喩表現なども得意。

ラジオタイプ

文字や文章を耳から入れる音として情報処理する。難しい話題でも、一度聞くと理解でき、ダジャレや人の言葉尻を捉えるのが上手い。

3Dタイプ

空間や時間軸を使って三次元で考える。映像として記憶するので、人の顔を覚えるのが得意で、マンションの間取り図だけで部屋を立体的に感じられたりする。

言語抽象タイプ

文字や文章を図式化してから思考する。初対面の人を名刺の文字で覚え、ノートをわかりやすくまとめるのが上手い。

サウンドタイプ

音色や音階といった音楽的イメージを脳に入力する。音楽を一度聞いただけでメロディを口ずさめたり、モノマネや外国語の発音も上手。


このように、理解の方向性はまるでバラバラで、この傾向は生まれたときに大方決まっていると言われています。なので、他の人が語っていた勉強法をそのまま信じ込んで勉強して悲惨な目に合った経験がある人は、たまたま学習タイプが違った可能性が高いだけであり、勉強に向いていないわけではないのです。

では、実際に自分の(ウチの子の)適性がどのタイプなのか?Excel方式で調べられるサイトをこちら(https://www.micri.jp/ninchitokusei/)に掲載しておりますので、ぜひ時間のある時に確認してみてください。

次回はそれぞれの特性に合わせた自習方法をお話ししましょう。

 

【参考サイト】

https://www.micri.jp/ninchitokusei

https://ddnavi.com/news/238901/a