今年度の入試を終えて ~中学校新課程と公立高校入試の変化~

こんにちは、加茂駅前校の津村です。

さて、山城学区の中3生は月曜日に卒業式を終え、あとは中期組の結果発表を残すのみとなっておりますが、加茂駅前校ではすべてのテストが終了し、生徒・講師ともに穏やかな時間が流れております。

さて、本日は今年の入試の総括としまして、『中学校新課程と公立高校入試の変化』についてみていこうかと思っています。まあ、こればっかりは実際に問題が出てみない事には分かりませんので(笑)

さて、前期・中期試験と例年の問題たちをじっくり問題とにらめっこして分析をかけてみました。個人的な主観はこんな感じ!


国語(主観:平年並み)

文章自体は特に中期試験でとっつきやすい印象。知識問題の配点も例年並みではあるが、レパートリーがなかなか多岐にわたっていたのが興味深い状況。

発表や資料整理など、文章題以外の授業の重要性はココからどんどん上がっていくであろうというイメージが湧く。

PICK UP

中期 大問1(4)

『大』という漢字の成り立ちについて、次の(X)(Y)に当てはまる選択肢をそれぞれⅠ群・Ⅱ群から選びなさい。

 物の形をかたどる事でその文字を表現する漢字を( X )文字と言う。『大』という漢字も( Y )と同じく( X )文字に分類される。

【Ⅰ群】

(ア)象形  (イ)指示  (ウ)会意  (エ)形声

【Ⅱ群】

(カ)本   (キ)羊   (ク)知   (ケ)油

津村のコメント

漢字の分類に関わる問題は結構レアリティが高いと思い、今回PICK UPいたしました。ここには載せていませんが、中期現代文のラストには批評分の書く時の注意が出題されており、本当に何を聞かれてもおかしくないんだなぁと感じさせてくれます。

社会(主観:難化)

これまでの試験に比べ知識問題が減少し、票・グラフの読み取りや割合を用いた計算問題など『1問1答』に特化すると確実に躓いてしまう問題が多かった。

今まで以上に、記述などの『理由を答える問題』をしっかりとこなせるようになることが重要になると感じた。あと、個人的には地図記号系の問題が出なかったのは、地味~に衝撃だったかなぁ……

PICK UP

中期 大問3(2)

今年度公立試験問題より写真として引用

津村のコメント

この問題を解くには『この白い壁の建物はどんな気候で見られるのか?』『その気候区分が世界のどの個所にある(多い)のか?』という2つの知識が必要であり、その理解のためには『なぜ白塗り&窓小さめ+ブラインドが快適なのか?』を理解しているかどうかで知識の定着度が大きく変わってきます。とても『社会は暗記科目』と一言で済ませていい訳がないという事を痛感させる良問でした。

数学(主観:易化)

過去問などでは状況把握に時間がかかるような規則性の問題をはじめ、全体的にとっつきやすい問題が多かった。

しかしながら、今年の共通テストのように来年度本気を出す(トラウマ)ことも想像できるため、引き続きいろいろな出題パターンに慣れていく必要がある。

PICK UP

 

中期 大問2(2)

2つのサイコロを振り、出た目をa,bとする時、a/bが循環小数となる確率は?

津村のコメント

数字の分類に関わる言葉は、急に聞かれると困る事が多いと思います(笑)。こういった意表を突いた(?)問題にも対応できるように計算だけでなく言葉についてもしっかりと押さえておきましょう。

理科(主観:難化)

実験・観察の記録から出題するというスタンスこそ崩さなかったものの、こちらも社会同様に表の読み取りや計算問題が増えたように感じます。

PICK UP

中期 大問6(2)

今年度公立試験問題より実験概要を写真として引用

〈実験〉において酸化銅3.20gと炭素粉末0.36gの時に残った黒色粉末を物質X、酸化銅2.40gと炭素粉末0.12gの時に残った黒色粉末を物質Yとしたとき、X・Yの組み合わせとして正しいのは次のうちどれ?

(ア)X:酸化銅 Y:酸化銅  (イ)X:酸化銅 Y:炭素

(ウ)X:炭素  Y:酸化銅  (エ)X:炭素  Y:炭素

津村のコメント

酸化銅と炭素粉末が過不足なく反応する質量比を見つけて、問題で与えられているX・Yが果たして酸化銅なのか炭素なのか(両方黒なのがなんともイヤラシイ!)を質量比から考えた過不足から見分けるという問題です。そして、この問題の恐ろしい所が、この後にゴリゴリの計算問題である(3)を仕込んでいるという点。一応前提知識があれば2年生でも解くことは出来ますが、なかなかハードで面白い問題でした。

英語(主観:平年並み~やや難化)

共通テストのリスニング配点の変更(200:50 ⇒ 100:100)から、下手したらリスニングの配点が上がるかと思っていましたが、そんなことはありませんでした(笑)

PICK UP

 

前期 大問4(2)

それぞれの質問に対する答えとして最も適当なものを次の(ア)~(エ)から選び、記号で答えなさい。

※以下はリスニング問題のため、実際は放送で流されたものを聞き取って解答します

(ア)A brown cap and a black bag.

(イ)A blue cap and a black bag.

(ウ)A brown cap and a blue bag.

(エ)A blue cap and a blue bag.

放送原稿

A:Hi,Emma. What will you buy for Kana’s birthday?

B:Hi,Saki. I found a brown cap and a black cap last week.

A:Oh,I went shopping yesterday and bought a blue cap for her.

B:OK,then I will buy only the bag. I hope she will like it.

津村のコメント

加茂から受けた受験生たちが例年より難しかったと口をそろえていたのが前期英語のリスニングでした。あまりにもそのような声が多いのでリスニング原稿を確認すると理由はハッキリしました。今までであれば重要な分は後半にあるどこかの1文で答えが分かってしまうような問題が多かったのですが、上記の問題は2~3文目にまたがるように聞き取るべきキーワードが入っており、おまけに2文目にはブラフまで備わるという、なかなか嫌らしい原稿でした。配点は上がっていないものの、リスニングのレベルは今後も上昇していくと見て問題ないでしょう。


さて、いかがでしたでしょうか?

個人的には特に難化の傾向が高いように感じた理科・社会で『新傾向を取り入れるぞ!』という気概を感じた公立入試となりました。しかしながら、先ほど数学の項でも若干触れた通り、『変わりたてやから今年は様子見。来年度から本気出す!』の可能性も十二分に残されていると踏んでいます。

さて、集団指導部などでは年度が替わり新学年として頑張っている子供たちも多くいます。加茂駅前校でも新年度に向けてしっかりと子供たちと頑張っていけたらと思います。

高校新課程教科書 共通テストサンプルから読み解かれる新傾向

こんにちは、加茂駅前校の津村です。

さて2月に入り高校入試もここから本格化!教科書改訂やコロナ禍など、例年以上に多くの要因に振り回されてきた今年の中3たちも、ここから一世一代の大勝負です。入試を前に加茂駅前校でも自習者がたくさん来ております。

一方で、オミクロン株の大流行は第4波まで散発的な発生しか見られなかった加茂駅前校周辺でも学年で数人レベルまで感染が広がっているため、最後の最後で体調不良という状態にならないよう、塾に来てくれている子も、そうでない子も、しっかりと体調には気を使っていきましょう!(もちろん受験生以外も気を付けていきましょう!)

さて、本日は今年高校受験を行う子供たちが高校生になった後のお話をします。大学入試センター(https://www.dnc.ac.jp/index.html)にて興味深いページを発見!

来年度の高校教科書改訂に合わせた新教科の『地理総合』『歴史総合』『公共』『情報』についてのサンプル問題が掲載されていました。

どの教科も来年度以降高校で必修化されて教科のため、ほとんどの学校で1・2年生の間に履修する教科になっていますが、国公立を受験する際の基礎教科として導入されているため、『試験を受けさせて大学に入学させる』タイプの学校に関してはここに掲載されている問題のレベルがゴールとなるわけです。

これは塾の先生としても問題を見ずにはいられません♪

ということで、各教科をお仕事の合間に解いてみました。


地理総合

津村の正答数:8/12問

【感想】

中学の地理と同様に世界地理から地図の読み取りまで多岐にわたる問題が掲載されていました。特に、ハザードマップからの情報を読み取る問題は実生活においてもしっかりと思考しておくべき内容であるため、『知識利用』が活きている問題であるように感じました。


歴史総合

津村の正答数:10/11問

【感想】

こちらは産業時代以降の日本史・世界史についての出題がメインであり、今年度まで実施の『日本史A』『世界史A』と近い点があります。しかしながら、憲法制定までの流れの確認や冷戦構造の問題など、暗記よりも論理に力を入れて学習すべきと考えられます。あと論理重視だったため、戦争好きの理系としては得点がとりやすかったです。


公共

津村の正答数:10/11問

【感想】

こちらは公民科の新出科目で、様々な思想についての話が多くあります。ただ、こちらも歴史総合同様に対立が起こった際の合意形成など、実践的かつ論理的な思考力を求める問題が多くある印象を受けました。また、テストであるにも関わらず正答が1つではないというなかなかに面白い問題が出題されていたのも特徴です。(この考え方自体が古くなっていくのかもしれませんが……)


情報

津村の正答数:25/49問

【感想】

誰がPC音痴じゃ!(図星)

という冗談はさておき、外部接続についての知識・プログラムの知識・情報処理の知識がまんべんなく出題されています。こちらも暗記教科ではなく、記載された情報を正確に判断する必要があるため、高い論理力が必要とされており、とりあえず接続が出来てOfficeが使えればいいといったノリでは太刀打ちできません(当たり前じゃい!)。

 


 

さて、すべての教科で総合的に言える事があるとすれば、やはり知識を抑える以上に知識を使う必要性が非常に高まってきているように感じます。

この仕事をしていると、よく『こんな知識いつ使うんや!』というヤジが飛んでくることがあります。(これは、実際に大人でも同じような考え方をしている人を見かけるようになってきました。)しかし、そういった判断を求めるテストのサンプルがこのように提示され、実際に解いてみると、僕自身が『前提となる知識から答えを推察して解く』という手法をおおくもちいており、改めて判断するためには前提の知識がとても大事であるという事をまざまざと示されたように感じました。

来年度以降、高校側がこの改定に合わせてどのような授業を展開してくるのか?

それに合わせて今の小中学生たちが高校でどのような判断を下すのか?

今後の流れが非常に楽しみでありつつも、またいろいろと考えてしまう津村なのでした。

[Xmas特別企画] お父さんの隠した数字はいくつ? 報酬受け取り編

新年あけましておめでとうございます。加茂駅前校の津村です。

さて、前回難問を前にしてどれだけの子供たちが正解にたどり着いたのかを記載することなく年が明けてしまいました。さて、正解者は……

正解(ブログ掲載用)

 

 

いや、多すぎィ!

 

たくさんの時間があったためか、僕の想像を超える先生・生徒合計12名の正解者がありました。

さて、ここでやはり話題になるのが、景品であった

☆満点賞つかみ取り☆

です。

本日は血気盛んな冬期講習期間に花を添えた満点賞つかみ取りの様子をご紹介します。


小学生編

 

①天才少年D

まずはトップバッター! PCの扱いが得意だという彼は、親と一緒になってExcelにまとめながら解いたそうです。

さあ、クリスマスツリーの前でガバッと掴んじゃいなさい!

『よっしゃあー!』

ポロポロ……『あー!』

『獲ったどー!』

最終的にこれだけゲットしました。


②天才少女F

さあ、次は友達と協力したという女の子だ!

数字を1つに絞り込んだ子は両手で取れちゃうぞ!

よせて……集めて………

スポーン!

やっぱり、片手で取ったD君より多いかな?

持って帰るためにそこそこ輪ゴムを使ってました。


③天才少年E

次は速読解・英会話講座で通っている彼。個別授業のような宿題や授業中のテストとかがない分特別賞の割に満点賞がたまりにくいのが悩みだとか……。

ここがチャンスだ!行け!

寄せてー集めてー!

ほとんど持ってったー!(この後補充しました)

それにしても、持ってった時めっちゃいい顔してるやん……

彼は紙袋に満点賞を突っ込んで持って行きましたとさ。(どんどん持ってく枚数増えてないか? ヤベエヨヤベエヨ)


中学生編

 

①天才少年A

 

論理とメタ読みを駆使して答えを1つに絞り込んだ彼。中学生の両手故に小学生以上にガッツリ持って行く気しかしません(汗)

『ほんまに両手で行くで』『来いっ!』

『うりゃー!』

大量に掴まれる満点賞。その結果……

縦には詰めないほどの量になってました!

使い切れないと判断した彼は、後日友人と物々交換を行ってました(本当はダメなんですが、今回は特例で目をつぶりました)


掴まなかった人編

さて、今回は何もつかみ取りだけではありません。賞カード自体が潤沢にあるものの、交換のために必要な特別賞がないという子のために、正解の答えである70ポイント分の好きな種類の賞カード(ほぼ特別賞一択)と交換を行いました。そんな選択をした子たちがコチラ。

①天才少年B

1択正解はポイント2倍なので特別賞14枚ゲットです!

②天才少女H

彼女も友達と頑張ったとの事。

③天才少年C

悠々とポイント交換で賞カードを手にした彼。先ほどのA君に交換用特別賞を渡す代わりに満点賞をもらうという手法を取っていました。うーん、策士。


先生編

さて、正解した先生方も4人。いろいろ考えた結果、先生方には掴み取った賞カードの枚数×5円で津村が自腹を切って奢ることになりました。

①N先生(文系 講師歴:4年)

先生方の分は授業が終わった後に実施。枚数を数えれば良いので、カードの種類はテキトーです。

『ガバッと行っちゃって下さい!』『じゃあ、こんな感じで。』

掴んだ分は机の上にのせたら終了です。終わったらみんなでカウント♪

とある講師『なんか、思ったほど取ってないですね。』


②M先生(文系 講師歴:3年)

『えー、どうやったらたくさん行けるやろ?』

③T先生(理系 講師歴:1年)

『僕らって片手でしたっけ?』

この2人は同じ勤務日だったので一緒の机でカウントしています。


④O先生(理系 講師歴:1年)

『じゃあみんな数えてるんでコッチで。』

すくい上げて机にドサー!

とある講師『え?それセコくないっすか?』

結局一番多く掴め(?)ました(笑)


さて、いかがでしたか? 今年もこんな感じで『楽しく』『みんなで』『成績の上がる』教室を目指して頑張ってまいります。

改めまして本年もよろしくお願いいたします。

おまけ

 

惜しかった人編

正解である『70』を数学が得意な友人と考えてきたものの、答えを12/25に言いに来た子がいました。(なお正解発表は12/24の23:59で、回答期限も24まででした)

確かに話したLINEの形跡を見ると22日付の会話履歴が……

『先生、これが物的証拠なんですけど何とかなりません?』

残念ながら『全員平等に時間切れ』という事で断りました。今年はきっといいことあるから頑張ってね。

ガチで解いてくれてた保護者様編

さて、クリスマス前に保護者様からメールが(ちなみにメールアドレスは名刺に記載しているので保護者さん全員が調べられる状態になっています)。

お父さんの隠した数字

 

これはとある正解者の保護者さんが『子供と一緒に考えた』という事で送ってくださった解答例です(掲載許可ありがとうございました)。

高校数学の集合で習う『ベン図』を使った解法で、偶数・奇数に分けて50個の数字を3・5・7の倍数に着目しながら分類するという解法です。『高校生であればこちらの方が解きやすそうかも。』と、思わず納得しておりました。

1つの問題でも突破口がいくつもあるのがこういった問題の醍醐味だと改めて感じた年末でした。

(こうやって見ると共通テストとかで不意に出てきそうな雰囲気があるかも……)

[Xmas特別企画] お父さんの隠した数字はいくつ? 解説編

こんにちは、加茂駅前校の津村です。

待ちに待ったクリスマス!長らく温めていた問題の答えの発表日です!

では早速、解き方の解説です。


さて、まるでヒントが少なすぎるように感じますが、論理クイズである以上、しっかりと考えれば答えにたどり着くことが出来ます。

今回は2択で答えられる4つの質問

・その数は2で割り切れるか?

・その数は3で割り切れるか?

・その数は5で割り切れるか?

・その数は7で割り切れるか?

からそれぞれの『Yes』or『No』の16通りに分類していいきましょう。

例えば『2・3・5・7 すべての数で割り切れない』というグループに数字を入れていくと…………

繧ェ繝・し繝ウ縺ョ謨ー蟄・2

このようになります。

これをしっかりすべての数でやっていくと………

繧ェ繝・し繝ウ縺ョ謨ー蟄・3

このようになります。さて、ここでヒント①で行ったように『答えがダブる』ものは問題として成り立ちません。そうなると、答えになる可能性がある数字は

35 (2・3で割れない 5・7で割れる)

70 (3で割れない 2・5・7で割れる)

の2択になります。

ここで問題文を確認すると『〇で割り切れるよ』という言葉。つまり両方で割れる5や7ではなく『2で割れる事』が分かっている

70

という事になります。


さて、正解者はいたのでしょうか?

その様子はまた次回!

[Xmas特別企画] お父さんの隠した数字はいくつ? ヒント編②

こんにちは、加茂駅前校の津村です。

さて、出題から2週間。テストが終わり、クリスマスが近づいてきた今日この頃。教室内の雰囲気もどこか浮足立ってきました。

まずは、休憩がてら(?)テストの結果からご紹介。


RESULT(12/11判明分)

高得点

和束中3年 5教科463点  泉川中3年 5教科448点

谷川中3年 5教科432点  泉川中1年 5教科411点

泉川中3年 英語 96点  谷川中3年 数学 95点

和束中3年 数学 93点

泉川中3年 数学 89点(学年最高点)

泉川中2年 英語 86点   泉川中2年 数学 86点

得点UP

泉川中3年  5教科 61点UP

泉川中3年  5教科 56点UP

泉川中2年  5教科 42点UP

和束中2年  数学 40点UP 泉川中2年  数学 36点UP

泉川中2年  英語 29点UP 和束中2年  数学 29点UP

泉川中2年  英語 22点UP 泉川中3年  英語 21点UP

泉川中2年 数学 18点UP   泉川中3年 数学 18点UP

泉川中3年 英語 16点UP   谷川中3年 英語 16点UP

泉川中3年 英語 15点UP   泉川中3年 数学 13点UP

泉川中3年 数学 13点UP   泉川中3年 英語 10点UP


本当に皆さんよく頑張りました。これだけ高得点取れるんだからきっとこの問題も解けるでしょう!(無茶を言うな)


さて、本日もヒントです。

さて、実際に前回は絞り込みをするためには『〇の倍数である』という条件や、『〇の倍数で、かつ△の倍数』・『△の倍数ではあるが、□の倍数ではない』など、数の特徴に合わせて分類を行う必要が出てくるわけです。

しかし、実際に100個の数を上記の条件に合わせて分類するのはかなりキツイです。したがって、地区ために使いやすいツールをこちらで提示いたします。

繧ェ繝・し繝ウ縺ョ謨ー蟄・1

え、どうやって使うのかって?

縦のマスが16個・細いレーンが4つである事がヒントです♪

この機会にガンガン予想を立てていってください!

[Xmas特別企画] お父さんの隠した数字はいくつ? ヒント編①

こんにちは、加茂駅前校の津村です。

さて、前回のブログより1週間が経ちました。

↓前回のブログ

[Xmas特別企画] お父さんの隠した数字はいくつ?

教室では予想を超える難易度に困惑する声が多かったものの、答えを予想しては先生と話をし始める子や自分でしっかり考える子など様々な反応が出ており、仕掛けた甲斐があるというものです(笑)

しかし、『何やねんコレ!』『難しすぎるわ!』『訳分らんわ!』といった声が非常に多かったです。実際、僕もそう思ったので今回はヒントを用意しています。


さて、今回の問題、明らかにヒントが少なすぎるように思えるかもしれません( 汗)

ではここで絞り込みのヒントを出していきましょう。

例えば『1~10までの数字で何かの倍数かを聞いて当てる』といった状態を考えてみましょう。

例えば、『2の倍数である』『4の倍数ではない』といったヒントを出されても、候補が複数あり、言われた数字が何なのかは分かりません。(『2の倍数でない』は[2・4・6・8・10]といった候補が出てきますし、『4の倍数ではない』は[1・2・3・5・6・7・9・10]といった候補が出てきます。)

それに対して、『8の倍数である』や『2の倍数であり、3の倍数でもある』といったヒントの出され方をすると、数字が1つだけに絞り込まれるので、言われた数字が何なのかが分かる事になります。(『8の倍数である』は[8]や『2の倍数であり、3の倍数でもある』は[6]になりますね。)

今回の問題も基本的にはこれと同じで、1~100までの数字を

・その数は2で割り切れるか?

・その数は3で割り切れるか?

・その数は5で割り切れるか?

・その数は7で割り切れるか?

でパターン分けし、答えとなり得ない数字を消していく事で正解にたどり着くことが出来ます。


え、そんなの簡単に答えが出ないって?

だからこそ、あと2週間も制限時間を設けているんですよ(暗黒微笑)

ということで、引き続き頑張って考えてみてください。

[Xmas特別企画] お父さんの隠した数字はいくつ?

こんにちは、加茂駅前校の津村です。

さて、近隣3中学校では期末試験が終了し、12月に突入しました!当然この季節になってくると、クリスマスの意識をしちゃいますね。

今年はいろんな事があったので、去年のように各校でクリスマスツリーのデコレーションの様子をインスタに上げるといった事は難しそうに思えます。(あ、もちろん加茂駅前校として何かしらの投稿は考えていますのでお楽しみにしてください♪)

そこで、加茂駅前校独自でこんな企画をやってみようかと思います!

賞カード総取り!超難問の答えを出せ!

ということで問題です!


ここは、とある居酒屋。コロナ禍が落ち着いたことで友人たちと久々の飲み会を楽しんでいた津村は、友人がトイレに向かった際に、ふと聞こえてきた隣の個室の家族連れの会話に聞き耳を立てていました。

その個室にいたお父さんが子供たちにクイズを出しているようです。

『今、お父さんは1~100までのいずれかの数字を頭に浮かべている。君らには次の4つの質問を私に投げかけると僕の持っている数字が分かるから、しっかりと考えて当ててみろ。』

その場でお父さんが提示した質問は次の通りでした。

・その数は2で割り切れるか?

・その数は3で割り切れるか?

・その数は5で割り切れるか?

・その数は7で割り切れるか?

そんな話を何気なく聞いていると、注文した料理が運ばれてきたり、トイレから戻った友人たちの茶々入れなどで、肝心の質問タイムのほとんどを聞きそびれてしまいましたが、1つだけ『〇で割り切れるよ』と言うのを聞くことが出来たため、津村は何の数字をお父さんが持っているのかが分かりました。

さて、お父さんが考えていた数字はいくらでしょう?

なお、お父さんはまったくウソをついておらず、津村もカンで当てた訳ではないものとする。


さて、大人でも『?』マークが出ているであろうこの問題。年末ジャンボ的に適当な数字で予想してみてもかまいません。是非皆さんで挑戦してみてください。

SDGs ~2030年までに解決したい17のこと~ 後編

さて、今回は前回の続きということで、加茂駅前校の津村がお送りいたします。

前回は子供たちの周りの変化などについてお話ししましたが、今回は大人たちに関わる内容です。私たち大人はSDGsに対してどのように向き合っていけばよいのでしょうか?

 

④SDGsに反する行動と社会の反応は?

では、実際にこのSDGsに対する考え方を持った人々が、その内容に反する行動・言動を示した国・個人・企業がどうなっているのか。中国 新疆ウイグル自治区 ジェノサイド疑惑問題(10.人や国の不平等をなくそう 16.平和と公正をすべての人に など諸々に違反)関連から、いくつかのケースを見ていきましょう。

 

Ⅰ.概要

2021年1月、アメリカ政府は中国北西部の新疆ウイグル自治区において中国政府が少数民族『ウイグル族』を弾圧し、大量虐殺を行っていると認定しました。この地域はかつてよりウイグル族の独立に向けた運動が盛んでしたが、この地域には豊富な油田・ガス田やレアメタルなどが豊富に採掘されているため、当然中国当局が独立を認める訳がありません。そういった軋轢から2009年に起こった騒乱をきっかけとして激しい弾圧・不当な搾取が始まり、いまだに多くのウイグル人が不当な弾圧を受けるなどして苦しんでいます

 

Ⅱ.2022年北京冬期オリンピック

そういった問題を多くはらんでいる事を欧米諸国は重く受け止め、現在アメリカとイギリスでは議会より北京オリンピックへのボイコットを推奨する決議が採択されました。

IOCのバッハ会長は『政治思想を優先する事でアスリートの活躍の場が奪われる』と警鐘を発していますが、各国の人権活動家による不参加へのロビー活動が活発化しているだけでなく、アスリート自身が人種差別問題に敏感な場合は実際に参加を辞退するといった可能性も残されています。

 

Ⅲ.UNIQLO不買運動

また、ウイグルにて産出される農産物に『綿』があります。当然これは労働条件を無視して格安で売りに出されたものであり、これに合わせて欧米を中心に新疆綿不買運動が起きています。そんな新疆綿を使って製品を作っているUNIQLOは2021年4月の段階で『ノーコメント』と中立の姿勢を見せました。

一見、『政治とビジネスは別』というように非常に合理的な判断を下したように思えます。しかし、実際は欧米からの不買運動を受けるばかりか、フランスでは『強制労働などの罪を隠匿している!』として刑事事件として告発されています。また、実際にこの問題に対する態度を決めかねている姿勢から株価が3/2の最高値から3月末までに3万円近い下降をし、日本でもネット上では『不買運動に乗っかるぞ!』と息巻く人が多く見られました。

(なお、UNIQLOの名誉のために補足すると、『完全に利益のみ重視』といったスタンスではなく、不要になった衣類を発展途上国へと寄付する(1.貧困をなくそう)などの活動を行っており、UNIQLOとしてSDGsに対しては取り組んでいく姿勢を見せています。)

このように、SDGsに反する行為自体を国・NGOだけでなく、株主などといった民間人もその行動に則っているのかを注視する時代が来ているのです。

 

⑤10年後・20年後にはSDGsの考え方はどうなる?

さて、そんなSDGsの達成期限になる2030年ごろ、社会とSDGsはどのような関係性となっているでしょうか?この考えについて、僕は1つの考えに至っています。

 

今も昔も、社会を形成するのは私たち大人である労働人口帯の人間です。そんな労働人口帯は(60歳定年制を導入し続ける限りは)30年でほぼ入れ替わってしまいます。従って企業や働き手の考え方もそれに合わせて変化していくことになります。例を挙げれば、ここ30年(平成の初期⇒令和まで)で考えても、男女の共働きは一般的になり、悪条件の労働環境は『ブラック企業』として忌避され、過剰なサービスを求める構造は見直されつつあります。

これらの変化は、男女共働きであれば『女性が必ず家に入るのはおかしい』と声を上げ続け、1985年の『男女雇用機会均等法』などに代表される法律と、それを教育として受けてきた背景があるからこそ起こったものだと言えるでしょう。また、労働環境の見直しと過剰サービスの見直しは、経済成長が必ずしも約束されない社会の中で、過労死が大きく報じられるようになった事と、『ゆとり世代』の労働人口帯流入によって声を上げ続けてきた者たちによって、徐々に法整備がなされるなどしています(これはまだまだ発展途上の問題ともいえるでしょうが……)。また、インターネットの普及によってそういった情報がメディアを介さずとも多くの人の目に入ってくるようになった事もターニングポイントと言えるかもしれません。

では、今後にSDGsに関する教育を多かれ少なかれ受けてきた学生たちが社会に出てきた時に、どのような状況が考えられるでしょうか?

ここまでの文章を読んでいただいた方なら、もう想像がついているかと思います。そう、今までになかった、より『持続可能な社会を実現する』事に高い水準で取り組める『さらに新しい価値観』を持った世代と一緒になって社会を作っていく必要があるのです。

10年後、今の中学生が就職を迎える時に『SDGsに対して無関心な態度を取る企業』が果たして新卒採用として人材を集めることが出来るのでしょうか?

20年後、今の小学生ですら全員労働者人口としてカウントされる時に、SDGsに反した発言・行動をした人々は、世間からどのような目線を向けられているでしょうか?

2021年現在、世界のSDGs達成度ランキングにおいて日本は世界第18位ではあるものの、5:ジェンダー平等」「13: 気候変動」「14:海の生物多様性」「15:陸の生物多様性」「17:パートナーシップについては『深刻な課題がある。』と結論付けているほか、SDGs達成度を示すための数値データを上手く集めきれていないといった課題も残されています。

また、残念ながら今の日本の現状はSDGsの認知率がここ2年でようやく上がってきた(株式会社クロス・マーケティング調べ 2019年:14%⇒2021年:67%)ようではありますが、まだまだ敷居が高いと感じる人が多いようで、実現に関しては40%以上の人が悲観的にとらえているといった調査結果もあります。

 

⑥今からでもできる!SDGsに関連した行動!

ですが、敷居の高さに関してはあまり感じる必要がないのではないか?と感じています。

例えば、最近ではスーパーやコンビニで『すぐ食べるなら手前から取ろう!』という呼びかけをするようになってきました。これは、食品ロスに対する問題を業界内で共有しているために起こっている運動の1つで、これを守ることで、【2.飢饉をゼロに 13.気候変動に具体的な対策を】などの内容に貢献することが可能です。また、旅行先の道の駅などで規格外製品を購入することや、地元の名産品で作られた製品を購入する事もSDGsに大きく関わってきます【9.産業と技術革新の基盤を作ろう 12.つくる責任つかう責任。他にも、グループとなって活動している企業の製品を購入する・解決のために志を持って政策を打ち出してくれている政治家・政党に投票することは誰でもできるでしょう。また、そういった事を紹介するイベントなどに親子で顔を出すなどして、親子でSDGsについて学習すれば、案外子供たちの方から『それ、SDGsに反してない?大丈夫?』といった具合に子供たちから教えてもらう事が出来るかもしれません。このように、1人1人の力は小さいかもしれませんが、自分でもできる小さな行動は意外とそのあたりに転がっているものだったりします。

国際連合はSDGsの目標達成に対して、2020年からを『行動する10年』と位置付けており、各国の首脳陣のみならず、各国の国民がしっかりと持続可能な社会に向けて行動していく事を求められる段階に来ています。子供たちが生きる未来の社会のために、今まで行動して実践してきた皆さんはもちろん、実践することをためらっていた皆さんも少しずつ行動を変革していきませんか?

 

参考教科書

光村図書 小4 国語・中3 英語

日本文教 小5・6年 社会

啓林館 小6理科

東京書籍 中1 国語・中3 公民

 

参考サイト

https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/

https://newspicks.com/news/4598516/

https://www.youtube.com/watch?v=vbePdraoEVs

https://www.sankei.com/article/20210702-CKWAHUSH5JLT7OBAWYDNXKLSKM/

https://www.asahi.com/sdgs/article/14411573

SDGs ~2030年までに解決したい17のこと~ 前編

さて、今週のコラムを担当しますのは加茂駅前校の津村です。

さて、最近の教科書改訂の際にも大きく取り上げられている『SDGs』。私自身も新課程教科書の指導を行うようになったあたりから、英語の文章内容やら社会のコラムページやらで多く見かけるようになりました。ふと、様々な企業でサイトを見ていると、メインページに『SDGsの〇番と〇番に積極的に取り組んでいます!』などと掲げる企業が散見されるようになってきました。

しかしながら、まだまだ世間一般では『SDGs?何ソレ?』といった大人が非常に多いのも確かかと思います(実際、恥ずかしながら私自身が教科書の話になるまで無頓着でした……)。そこで、今回はSDGsについてお話しし、今後、子供たちがどのような考え方をもって社会に出ていく事になるのかを考えていきましょう。

 

①教科書とSDGs

では早速、現在の教育ではどのようにSDGsを扱っているのか?を実際の教科書や学校での取り組みに合わせて見てみましょう。(木津川市に配布している採択教科書を参照)

 

小4国語 光村図書

アフガニスタンにて日本から古くなったランドセルを配布する活動をしている方のエッセイ。(4.質の高い教育をみんなに)

日本からアフガニスタンに贈られたランドセルは2004~2021年で24万個程度に上っています。

 

小5社会 日本文教出版

大阪・奈良:大和川の水質汚濁と改善の流れについて。(6.安全な水とトイレを世界中に 14.海の豊かさを守ろう)

関西の急激な経済成長と共に水質が日本最悪クラスまで悪化した大和川。2004年に観測史上初めて基準値を下回り、2008年以降はずっと基準値を下回っています。現在、川の汚れは最も汚れていた時期から1/9程度にまで減少しており、清流にしか生息しないとされるアユの遡上も確認できるようになりました。

 

・小6理科 啓林館

環境問題について考えるページ。 (12.つくる責任つかう責任 13.気候変動に具体的な対策を 14.海の豊かさを守ろう 15.陸の豊かさも守ろう) 6年生の最後のため、今までの学習のまとめ的な側面もあります。

 

小6社会 日本文教出版

SDGsについての紹介。もうここはガッツリとした紹介です。

 

中1国語 光村図書

義足を付けたアスリートの活躍と義足職人のエッセイ(3.すべての人に健康と福祉を)

近年、義手・義足の技術向上はすさまじく、いずれオリンピックの競技のうちいくつかの記録はパラリンピック選手に抜かれるだろうという予測も出ています。

 

中3英語 光村図書

海のプラスチックごみについて英語でプレゼンを行う登場人物(14.海の豊かさを守ろう)

川辺に行くと、誰かが捨てた(落とした?)ペットボトルが漂う光景などは残念ながらよく見かけます。しかし、そのペットボトルは最終的に海まで流されてしまい、多くの海洋生物に影響を与えています。

 

中3公民 東京書籍

西アフリカの伝統織物を用いたアパレル会社社長へのインタビュー(1.貧困をなくそう 8.働き買いも経済成長も 10.人や国の不平等をなくそう)

日本にも多くの伝統文化がありますが、それを様々な製品に加工して人々の手に届くような工夫を行う事で伝統を守る事もSDGsの大きなテーマの1つです。


また、私立校ではこの動きはとても顕著です。2校ほど例を挙げると

同志社女子中学校

人権問題と絡めて各生徒に調べ学習をさせて、PowerPointにまとめて発表する時間を設けています。調査内容は世界の問題から地域の問題まで様々ですが、キリシタン系の学校のため、聖書との関連性を見出させるといった特色もあります。

立命館宇治高等学校

緊急事態宣言下において家庭でもできる学習の一環として、入学してすぐの1年生にSDGsに関するプレゼンを発表させる機会を設けています。クラスメイトとのGmailでの資料のやり取りなどを行いながら協力して発表に向けた準備を行っていました。

 

と、このように小中高校ではすでに様々な形でSDGsについてや、その考え方を多方面から押さえるような内容を掲載したり・学校内で考える時間を設けられたりしています。

 

②そもそもSDGsって何?

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。

このSDGsは前身であるMDGs(ミレニアム開発目標)をさらに発展させたもので、貧困問題・経済格差問題・環境問題に対しての問題解決を目指すための枠組みです。これまでのこういった国際問題は主体が国や国際機関・NGOが中心となる事が多く、国家方針や宗教的な慣習・企業の思惑などによっては問題解決のための活動が上手く入り込めないといった事態が起こっていました。例えば【4.質の高い教育をみんなに】ではイスラムの原理主義者が『女子には教育など不要!』といって突っ撥ねてしまうことが多々あり、その因果から2014年にはイスラムの女性教育のために尽力したマララ・ユスフザイさんがノーベル平和賞を受賞することになります。

こういった背景から、全世界の全ての人々がこれらの問題に一丸となって取り組むべき事柄をSDGsとしてまとめ上げています。

 

③今までの国際的な運動との違いは?

ここまでは、ある種今まで求められてきた国際運動と大きく違いがないように感じるかもしれません。しかし、SDGsの大きな特徴は国家だけでなく民間企業(一般人)にも取り組みを求めており、それらが多くの『研究対象』や『ビジネスチャンス』として転がっているという点があります。こちらは実例を2つほど出してみましょう。

 

Ⅰ.スターバックスコーヒーにおけるSDGsの取り組み

例えば、スターバックスコーヒーでは、「Glocally Responsible」として、SDGsに関わってくるような内容で様々な方針を打ち出して実践を行っている企業になります。実際に最近スタバを利用したことがある人であればピンとくるかと思いますが、飲み物を注文するとストローが紙素材である事に気が付いた人もいるかと思います。これは、日本にてスターバックスが創業された当時から続いている環境への配慮についての取り組みの一つで、持ち帰りの人にはタンブラー持参で20円引きのキャンペーンと同時に容器・ストローなどを再生紙を中心とした物に変えた事で、ゴミを処理するうえでの環境への負荷を圧倒的に軽減しています。

この取り組みに対して、『紙の味が混ざるから嫌だ。』『すぐふにゃふにゃになるのでどうにかしてほしい。』などの声もあるようですが、プラスチックごみと海洋汚染に関する研究を行う専門家は『すぐに溶けるからこそ、プラスチックごみで怪我をするウミガメが減るなどのメリットがある。そういった素材を大企業であるスターバックスが率先して採用する意義は非常に大きい。』として支持する声があります。

また、それ以外にもコーヒー産出国とのフェアトレードや日本各地域の食材を用いた新メニューの販売など、スターバックスコーヒーはSDGsに対しては非常に積極的に取り組んでおり、先進的な物の見方をしていると言えるでしょう。

 

Ⅱ. 大規模災害時におけるトイレ問題に対する提言(10/22 SDGs AICHI EXPO 2021 講演ステージ NPO法人日本トイレ研究所 加藤 篤 氏の講演より要約)

地震・噴火・風水害など、自然災害はいつ私たちの身に降りかかるか分かりません。そのことは皆さんもよく分かっているかと思いますが、実際にそれを意識した生活を『24時間365日 年中無休』で行っているという人はいないと思います。いつもと同じように食事をとり、のどが渇けば体調管理もかねてしっかりと水分補給を行うでしょう。そんな中、突然襲ってきた大災害。どうにか大きなケガもなく乗り切ることが出来た際に一番最初にぶつかってしまう問題が、『トイレ』です。

実際に、災害前までに『これからも普通の生活が続けられる』という前提で過ごしていたとうこともあってか、阪神淡路大震災・東日本大震災・熊本地震の3つの震災において発生から6時間以内70%以上の人が、何かしらの排泄を行っています。また、満足にトイレに行けない環境・清潔で安心できるトイレに行けない(不潔・暗い・男女共用)などの状況からトイレに行く事を我慢する人・トイレに行かないようにするために食事・水分補給を控える人が増えてくると、健康に関する2次被害も想定されます。そのため、講演を行っていた加藤 篤 氏の所属するNPO法人日本トイレ研究所は国や地方自治体に対して『災害時にすぐに準備できるようなトイレの整備&避難所への配備』などを呼び掛けているそうです。

 

~さて、長くなってきたので続きは次回で 次回は11/20投稿予定です。~

~ものすごく脳を鍛える~ リンクスの新テスト前対策

こんにちは、加茂駅前校の津村です。

さて、加茂駅前校はテスト期間真っただ中!自習者がたーくさんやってきて例によって教室は賑わっております!

さて、今回のテストよりリンクスでは無料実施をしていたテスト対策をリニューアル!みっちりと課題をやり切らせる形で行いました。黙々と頑張るその様子をご覧ください。

まずは、1日目!それぞれ各レーンに先生が1人ついて指導をします!

 

1日目は部活動の活動期間のため、夕方スタートで3年生が来ています。

 

 

全員、慣れたもので黙々と課題をこなしています!

 

後半は部活などが終わった1・2年生です。

 

今回は、泉川と和束のテスト日程が完全に同じだったため、和束の子たちも泉川に混ざって課題をこなします。

 


 

さて、今度は平日組です!5教科パックの生徒や、土曜に来ることが難しかった子が続々と集まって勉強をすすめています。

 

 

さて、続いては2日目。今度は3年生が学校見学などに行くため、夕方は1・2年生からのスタートです。

 

 

テスト前という事もあり、分量が増えており、苦戦する子も多くいましたが、各々がテスト範囲の問題にしっかりと向き合っています。

 

 

そして1週間前なので、時間外であっても自習の子もいました。席数的にキャパオーバーだったので、棲み分けも加味して私立中の子は高校生エリアを使う事に。

 

そして夜の部!3年生が続々と集まってきました。


中には、1週間前にも関わらずクラブチームに参加してきた1・2年生の姿もあります。両方とも頑張り抜いていい点数を取れるというのは、とっても素晴らしい事です。頑張れ!

 

制服姿の3年生は学校見学に行ってきた子です。(ちなみに、出勤時に1人会いました 笑) 学校の感想を聞いてモチベーションを新たにしながら勉強に励んでくれています。

さて、いかがでしたでしょうか? みんな黙々とこなしている姿が素晴らしいですね! 来週末のテスト!1点でもいい点が取れるよういっしょに足掻いていきましょう!